一般社団法人西日本アジャイルプロセス協議会
推奨企業2012
株式会社神戸Cafe
会員情報は、こちら→http://www.wjapc.jp/corporation/1001.html
採用されたアジャイル開発手法
主として挙げたいプラクティス
- テスト駆動開発
- リファクタリング
- 短期リリース(できるだけ早く提供する)
- YAGNIの原則(ムダを排除する)
アジャイル開発形態
プロジェクト(チーム)人数(平均人数)
イテレーションサイクル
- 2週/1イテレーション
- 6イテレーション/開発期間
システム概要
投薬カウンタに設置されたWebカメラのビデオキャプチャ機能を使って動作を検知し、その検知した映像をJPEG画像で保存するレコーダーシステムです。
主な機能
- 保存された画像には撮影した日時も記録される。
- 動作検知を行う範囲を指定できる。
- 下記のカメラ機能のコントロールができる。
@フォーカス機能
Aズーム機能
Bパンチルト機能
- パソコンの起動でレコーダーが開始されパソコンの終了でレコーダーは終了する。
プロジェクト概要
薬局様向けに販売するWebカメラを使用したパッケージソフトの開発を目的とした社内プロジェクトになります。
また、下記の目標も与えられていました。
- 10万円以内で販売できる商品
- 週20時間以内の開発時間
- 2か月で継続するかの判断を行う
プロジェクトメンバーは、3人で行いました。
内訳としては、
- 社内:2人(プログラマ1人 ハード担当1人)
- 社外:1人(ユーザ)
プログラマがプロジェクトマネージャを兼務しました。
アジャイル開発工夫・ポイント
初期のイテレーションで商品としての価値を得られるかどうかをユーザと一緒に調査を行いました。
調査した内容は、
- ユーザが欲している内容が判別できる撮影画像にするにはどのWebカメラを採用すればいいか?
- Webカメラを設置する高さはどれぐらい必要か?
- 設置するための土台はどうするか?
- 判別可能な撮影画像を撮るにはWebカメラの機能をコントロールする必要があるか?
このイテレーションを通して必要なストーリができあがり今後のリリース計画が容易になりました。